工事前に設備機器スペースを十分考慮する

さて、ここからは工事に取り掛かる前の打ち合わせで注意したいことについて考えてみましょう。

設備機器の配置を入念にチェック

まず基本となる図面が完成したら設備機器の配置を入念にチェックしてください。
オール電化業者に設備プランを作成してもらってから、その設備配置に問題が無いかチェックしていっても良いですが、慣れている業者なら、設備プランが作成されていない段階でも、想定している設備機器を間取りに落とし込んで検討していけます。

ただし、想定していた設備配置とオール電化業者が考えて作った設備配置はかならずしも一致しないものですので、最低でも2、3回は見直しすることになるでしょう。
この作業を曖昧にして工事に入ってしまうと「あれ、こんなはずじゃなかったのに」という行き違いが生じる原因になりますので十分納得して最終図面に印鑑を押すようにしてください。

暖房機器の配置

設備機器の配置でいちばん頭を悩ませることになるのが暖房機器の配置です。
特に蓄熱式電気暖房器を採用する場合は、かなりの大きさになりますので、暖房器のサイズを考慮して間取りを考える必要があります。

また、暖房機器の周辺は決められた離れをとる必要があります。
暖房器のそばに特定の家具がくる場合や暖房器の上部にカウンターを設置する場合は十分な離れがとれるように注意してください。
場合によっては窓との絡みで設置したいカウンターが取り付けられないケースもでてくるでしょう。

設置スペースに注意しなければいけないのは、床置きの設備機器だけではありません。
エアコンや分電盤などの壁に取り付ける設備機器も配置には注意しなければいけません。
エアコンでよく起こる問題はカーテンレールとの干渉です。
またエアコンを取り付ける箇所には換気システムの吸気口が設置されることが多く、想定していた位置にエアコンが取り付けられないということも起こります。
そのためエアコンの配置を考える場合は換気設備の図面みて配置上、干渉が起きないかどうかをチェックする必要があるのです。

もちろんこうした図面チェックは、業者のほうで行っているものですので業者任せでも良いのですが、工事注文者の私たちも図面の承認をする場合がありますので、この点は注意してみておくようにしてください。

工事請負業者選びで注意したいこと|工事前に設備機器スペースを十分考慮する|オール電化工事 給湯設備の選択