オール電化工事の関連業者

新築住宅をオール電化にする場合は、工務店やハウスメーカーなどの住宅建築業者が窓口になります。
リフォームでオール電化にする場合も、リフォーム工事を請負う工務店やハウスメーカーが窓口になることもありますが、オール電化専門業者が元請けとなっている場合もあります。 またオール電化工事に欠かせない存在として、各電力会社の中にオール電化を推進している部署があります。
電力会社によっては、東北電力のエルクのように関連会社として独立しているところもありますが、私たちがオール電化に関わる相談をする場合、こうした電力会社のサービスを利用することが一般的です。

シミュレーションデータを資料

たとえば、工務店やリフォーム業者がお客様からオール電化が絡む工事の相談を受けた場合、工務店の担当者は電力会社のオール電化サービスの窓口に連絡して、関連資料・図面などを送ると、それに合わせた設備プランの提案や、実際にオール電化システムを導入した場合の電気代のシミュレーションプランを作成して、設備機器の見積もりも行ってくれます。

これはオール電化だけに限らずで、電力会社では太陽光発電などのプランも設備のプランニング・見積もり、そしてランニングコストのシミュレーションデータを資料として作成してもらえます。
こうした資料はお客様との打ち合わせでも非常に説得力のある資料として役立ちますので、工事業者にとって、電力会社のオール電化関連の資料やデータはなくてはならない便利なものだと言えます。
その代わり、電力会社は各施工業者から、IHヒーターやエコキュート、暖房機器などの設備の納品を受注できるわけです。
完全なサービス事業で、こうしたプラン・データ作成をしているわけではありません。

ただし最近では、これまで電力会社がおこなってきた、プランの作成やランニングコストのシミュレーションを行い、設備機器の納品・現場設置を行う民間の業者も出てきており、工事元請けの工務店も電力会社ではなく、そうした民間の業者を使うケースが増えています。

こうした業者は電力会社では取扱っていない、あたらしい暖房方式など(今では決してあたらしいものではなくなりましたが、5時間通電の低温水暖房など)を提案しているのですが、元請け側もほかで扱っていないオール電化プランを顧客に打ち出していけるメリットもあり、独自の電化システムを持つ業者と手を組んでいくケースは今後も増えていくのではないでしょうか。

さらに、電気工事を行っている業者のなかにも、従来電力会社が行ってきた、設備プラン・ランニングコストのシミュレーションと設備の納品、設置をおこなうところが出てきています。

このようにひとくちでオール電化工事といっても、関連業者の関わり方が、これまでのようなワンパターンではなくなっているということは、知識として覚えておくと良いでしょう。

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